第1051回 2016年2月17日発行
■快適な睡眠■

睡眠は、脳の疲れに応じて深く安定していきます。
健康な人は、6時間から8時間未満のほどほどの
睡眠時間を取れば、病気になりにくく、
元気で長生きできるという事になります。
これより長く寝床の中で過ごしていると
却って睡眠の質が落ち、
夜中に目を覚ましやすくなるようです。
また、精神的緊張、心配事で悩んだりすると
目がさえて寝つきが悪くなります。
つまり、原因となったストレスが解消されれば
良い睡眠にかわります。

しかし眠りに対するこだわりが強くなると、
それが気がかりになり、今度は、良い睡眠がとれません。

結論として、一日を楽しんで過ごすほうが
快適な睡眠を得られます。

例えば、夜中にサッカーやテニスなどの
生中継など楽しみのある時は、
寝る事より、スポーツ観戦を楽しんだ方が良いようです。
一晩の眠りより、人生の楽しみの方がより重要になります。
健康な人の睡眠は、体内時計によって、
毎晩同じ時刻になると
心身が休息態勢になって自然に眠るように
コントロールされています。
無理にスケジュールを変えると
眠りをを妨げ健康を損ねます。
体内時計が関係した睡眠のタイミングについては、
自分のペースを知る事がとても大事です。
もし、睡眠障害が起きているのなら、
太陽光を浴びるタイミングを工夫すれば、
快適な睡眠を得られます。

例えば、寝つきの悪い人は、
朝早く起きる事を心がけ、起床したら、
直ぐに太陽の光を浴びて体内時計に
朝を意識させてやるとよいでしょう。



第1052回 2016年2月25日発行
■快適な睡眠が得られない時■

快適な睡眠が得られない時は、悩みを抱えているか、
仕事や病気などで睡眠障害に陥っている時ですね。
私の場合、悩みを抱えているというよりは、
悩みが向こうからどんどんやってきて、
その悩みが停滞する時があります。
そういう時は、出来るだけ冷静になって
自分の出来る事をし続けます。
そうすれば、悪い時はいずれ過ぎ去り、
被害が最小限に収まり、
経験値が上がり、自分の自信に繋がります。

また悩みが停滞気味の時は、
睡眠障害になる場合もあります。
そういう時は、まず、受診する事が大切です。
医師と相談して睡眠薬を使用するのも、一考です。

眠りを促す治療薬は、
ベンゾジアゼビン系
非ベンゾジアゼビン系
オレキシン受容体拮抗薬
メラトニン受容体作動薬
バルビツール酸系
の5種類があり、それぞれ特徴があります。
内科でも処方してくれますから、
寝られない時は、
受診してください。
快適な睡眠を得られないと、
パワーがみなぎりません。
パワーが無いと、悩みも増大する場合もあります。
悩みそのものが解決しない時は、
秋吉沙起にご相談を。



第1053回 2016年2月29日発行
■冬来たりなば春遠からじ■

つらい事の後には、必ず幸せが来ると言う意味です。
恋愛の事などで、つらい事があっても、
忍耐と寛容を持ってすれば、
必ず幸せがやってきます。
ただ、焦りが入ってきて、
自分を見失うと、
願っていない現実が待ち受けています。
その人によって、
幸せの価値観は違いますが、
笑顔の出る毎日を過ごしていただきたいものです。



第1054回 2016年3月1日発行
■枝を撓(た)めて花を散らす■

枝ぶりを良くしようとして、大事な花を散らしてしまう事から、
小さな欠点を直そうとして重要な部分を失ってしまう例えです。
占いでは、こういう人が分かります。

こういう性格の人は、これを助ける家族がいたり、
良い友人を持っていたりすると補われます。
私が思うに、
自分の性格を知って、それを柔軟に補う人をもてば
運は開運し、常に笑顔でいられるのではないでしょうか
占いをしている私自身も日々精進ですm(_ _)m



第1055回 2016年3月4日発行
■占い師が決めつけたがるには、理由がある■

占い師が占いを生業にしながら、
たぶん、勉強も一緒に続けて行きます。
そして、お客様を占って行くごとに
臨床率も増えて、
占い内容が当たっていく確率が増えて行きます。
全部が当たるというわけでは有りませんが、
当たらずとも遠からずの内容になります。
そうすると、占い師は、
占う内容を決めつけてしまう場合があります。
絶対に結果が、そうなるとは限りませんが、
確率は上がります。
特に悪い結果が出るときは、当たりやすいようです。
私は、決めつけはしたくありませんが、
もし、誤ってそういう言い方をした時は、
ごめんなさい m(_ _)m
ただ、内容には注意をしてください。



第1056回 2016年3月6日発行
■結婚できますか?■

女性一人で占いに来られて、
よく占い師に尋ねられるのが、
「私、結婚できますか?」です。
たぶん、結婚できない人は、いません。
結婚を選ぶか、選ばないか
時期を喪失しているか、いないか
だと思います。

最近は、仕事をしている女性が多いので、
時期を喪失している人が多いようです。
結婚して幸せになるか、ならないかは別にして、
結婚の事を考えてみてください。
そうすれば、占い師に相談しなくても
よいかもしれません m(_ _)m



第1057回 2016年3月9日発行
■運命だと諦めないでください■

ご夫婦の危機で、
ご相談に来られました。
お二人の何年もの確執で
結果的にそうなっていく年回りがあります。
しかし、これは、運命では有りません。
確執が無ければ、そうなっていく年回りではありません。
ただ、結果が出てくる年回りです。
確執を解いていく、
良い努力をすれば、
離婚までには至りませんし
これからも仲の良い夫婦として
やっていく事が出来ます。
運命だと諦めないでください。
良い努力の方法は
助言できると思います。
素敵な未来に挑戦してくださいね m(_ _)m



第1058回 2016年3月15日発行
■占いの内容は良い事ばかりでない■

占いの内容が良い時は、どういう伝え方をしても
まず、問題はないとおもいます。
しかしながら、占い内容が悪い時や
相談者が何となく気がかりになっている事が
ドンピシャリである時は
その内容を伝えるのに
注意を要します。
なぜなら、悪い内容がその通りで
相談者が回避できないと
思いこまれてしまう可能性が大だからです。
本来は、その悪い事を
試練と思い、それに立ち向かっていただく
知恵と勇気を与えるのが仕事だと思っています。
言葉は、裏腹。私にとっては、怖いものです・・・。
はい m(_ _)m



第1059回 2016年3月17日発行
■親子関係も、距離感?!■

本来、親は、子を思い、子は、親を思いやります。
しかしながら、
子は、親から学んだ価値観であっても、
子は大人と育っていき、
自分の価値観を持っていきます。
その子が育っていく過程で、
親からの価値観を頭から押し付けられると
子は、反発します。
その中でも、
親が心配のあまり、
子が親の価値観から外れると
親は、親と子の距離感をあやまり、
聞かなくてもよい事を聞き、
親子間で亀裂が生じます。
思いやりや、心配が
本末転倒
本筋から離れて、子から嫌われます。
こういう相談は、案外多いものです。
相談者である方は、
親である場合が多く、
孫まで出来た幸せな方であるはずなのに、
距離感を誤って、
子、孫と疎遠になる可能性があります。
親と子の距離感、幸せの大事な要因です。



第1060回 2016年3月22日発行
■DVを受けると、忘れられない■

現在は、まずそれなりに暮らしておられるご夫婦です。
しかし、若い頃は、
奥様の方がDVを受けておられたそうです。
そのDVを受けた記憶が忘れられなくて、
私を尋ねてこられます。
DVをしたご主人は、
昔の事だから、忘れたとか、
今は、親切だろうと胡麻化されて、
いつまでも、昔の事を言っていないで、
今は仲良く暮らそうとご主人は言われるそうです。
奥様も今は幸せなのだから
昔の事を言っても仕方がないと思いながら、
やはり、心の中は穏やかでなく、
疑問を持たれるそうです。
この問題は、なかなか心の処理が出来ません。
なぜなら、DVをした方は忘れますし、
記憶にも残っていないかもしれませんが、
DVを受けた方は
いつまでも記憶に残っているからです。
奥様のお話を聞いて、
DVを受けた記憶が薄らぐよう
私は祈るだけです。