第471回 2007年7月19日号
今日のお客様は、

若いご夫婦のお姑さんです。


先ほど、若いご夫婦の方が

占いにこられました。


若いご夫婦には、お子さんが4人おられ、

どのお子さんも大変元気です(笑)

でも、このご夫婦の占いの内容は、

現実的で相談内容は切実でした。

若いご夫婦が帰られて、20分位してから、

その若いご夫婦のお姑さんが来られました。

始めは、健康の事などを

お話しておりましたが、

そのうち、先ほどの若いご夫婦のお話になりました。

そして、その内容が

どんな占いの話をしていたかという事でした。


私としては、

お姑さんが、息子さん夫婦の事を気遣い

お姑さんの立場から

息子さん夫婦の占いのご相談はお受けしますが、

息子さん夫婦のご相談の内容を

お話しする事は出来ません。

プロとしての守秘義務があるからです。

ただ、お姑さんの身体を気遣っている事だけをお伝えしました。

お姑さんは、内容を聞きたいと思われていたので、

大変残念がっておられましたが、

お姑さんのご相談も若いご夫婦の事を気遣っておられる内容でし
た。

どちらのご相談の内容もお互いを気遣う内容でした。

これからも、嫁、姑さんが仲良くしていただく事を祈っております。



ありがとうございました m(_ _)m





第472回 2007年7月23日号
今日のストーリーテラーは、にゃんこさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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私が以前に住んでいたアパートで起こった事です。


私が街に出てきた頃は、

お金も無かったので、

アパートに住む事になりました。


仕事には便利な場所で

私の考えていた家賃より安かったので
住む事に決めました。


部屋の中は、

周囲のマンションに取り囲まれていたので、

薄暗く、昼間でも照明をつけないと暗い感じでした。


しかし、昼間は働いているので、

殆ど部屋に居ないし、

休みの日は、だいたい里に帰っているので、

気にはなりませんでした。


ある日の夜の事、

停電になりました。


仕方が無いので、ろうそくをつけました。


周囲も暗くて、ろうそくの光で

ぼ〜と物が見えるくらいの感じです。


私の部屋には、鏡はありますが、

上半身が映る程度の鏡で、等身大の鏡では有りません。


その鏡のほうをみると、

私が映っていると思いました。


ろうそくの光で見ると

自分でも何となく怖いです。


ところが、私は立って

その鏡を見ているのですが、

本来、等身大の鏡ではないので、

足が映るはずがありません。


しかし、足が映っているのです。


つまり、鏡に自分自身がそのまま映っているのです。


いま、考えると

自分ではなかったのかもしれません。


「え」と思った時に


電気が点き

鏡の中の私は、

上半身が映っているだけでした。





第473回 2007年7月26日号
今日のお客様は、多栄子さん(仮名)です。


多栄子さんは、一度離婚されて、

お子さんがお二人いらっしゃいましたが、

無事に育てられ、

現在では、お二人とも結婚されたそうです。


そして、多栄子さん自身

もう異性との出会いは二度と有るまいと

思っていらっしゃったところに、

彼氏が出来てしまったのです。

おそらくは

今後付き合いが深まってゆくだろうと思い

結婚を考えるべきなのか

もしくは否なのか

お二人の付き合い方の方向性を聞いて来られました。



占ってみました。

お二人は、とても良い相性です。


しかしながら、

多栄子さんは、

気を使いすぎるぐらい

よく気を使う方で、

結婚すれば、ある程度の安心感は得られますが、

神経的に疲れるのではないかと感じられました。


今後も淋しい老後が待っているというような方ではないので、

このままの恋人的な付き合いがよいのではないかと

お話させていただきました。


多栄子さんは、

私の話を聞いて

自分もそう思うと、納得して帰られました。


男女の付き合い方は、

結婚だけでは有りません。

要は、幸せになれるかどうかです。

幸せを目指して、

これからの人生を楽しんでください。


ありがとうございました m(_ _)m





第474回 2007年8月2日号
今日の不思議なお話のストーリーテラーは、

ノンタさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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私は、現在ボランティアで、

介護のお手伝いをしています。

あるご婦人の家にお手伝いに行った時の事です。


そのご婦人は、

足が悪いのですが、

他は健康で、

自分で出来る事はテキパキされる方です。


その日は、

いつも明るいご婦人が

今日に限って顔色も悪く

部屋の感じも、薄暗い感じがしました。

そのご婦人が、

テレビの前に座って、

ボーとされています。


声をかけても

分かっていないようです。


私が用事をしながら

ふと裏手に目をやると

そのご婦人がいて

私に声をかけてきました。


では、先ほど、

テレビの前に座っていたご婦人は

いったい誰なのでしょう。


足が悪い方なので

そんな簡単に動けるはずがありません。

テレビの方に行って

確かめた時には、

もう誰も座っていませんでしたし、

テレビも点いていないようでした。



私が見たのは

何か分からなかったのですが

その3日後、

そのご婦人は、永眠されました。





第475回 2007年8月5日号
今日の不思議なお話のストーリーテラーは、

クリリンさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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去年の事です。

花火大会に行きました。

花火が上がるたびに

わーとか、

すごいとか周囲から聞こえます。

その間に

「殺してやる・・・・」


と聞こえてきたのです。


え!と私は、周囲を見回しました。


周囲の人は、

花火を見ているのか、

上を見ています。

しばらくすると、

「のろってやる・・・・」

と聞こえてきました。


私は、

もう一度、周囲を見ました。

私の周囲の人は、

花火に夢中で

そんな言葉を発しているような人はいないようでした。


そんな時に

ありえない場所から、

頭だけ出ている事に気が付きました。


そのありえない場所とは、

ある二人連れの座っているコンクリートに

頭だけ出ていたのです。



その後、立ち上がる勇気もないし、

花火の方を夢中で見ました。


花火が終わった後、

その二人連れが座っていた場所には、

もう、何も見えませんでした。




第476回 2007年8月10日号
今日の不思議なお話のストーリーテラーは、

かおるこさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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因縁と言う言葉があります。


私の住んでいるところで、

その言葉にピッタリする家があります。


私の住んでいる所は、

田舎で、その家に誰が住んでいるのか、

どんな生活をしているのか、

みんなよく知っています。


その中のある家のことです。

その家には、

元々たくさんの人が住んでいたようですが、

今では、二人しか住んでいません。

田舎の事なので、

人は確かに少なくなりますが、

この家は、異常です。

まず、3年前に死んだお祖父ちゃんは、古井戸に落ちました。

そして、1年前にお祖母ちゃんは、川で自殺しました。

そして、今この家に住んでいるご主人は、

鬱病になったそうです。

そして、もう一人の住人のお子さんは、

統合失調症になって

入院をしたほうがよいと言うことだそうですが、

入院はまだしていません。


うわさでは、

色々いわれていますが、

どうしてこの家が衰退していくのか分かりません。





第477回 2007年8月12日号
今日の不思議なお話のストーリーテラーは、

ヒカルゲンジさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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私が小さい時のお話です。


家の裏に小さな庭がありました。


その庭に、朝顔が咲いていました。


色は、紫、青、青紫、赤紫と

微妙に違うのですが、

またその色合いが私は好きで

水遣りを母の代わりにしていました。


ある朝、

水遣りをしようと朝顔を見ると

一匹の毛虫が乗っていました。

今なら

そんなむごい事はしないのですが、

子供のときなので、棒でたたき殺してしまいました。



次の朝、

同じ場所に、また、一匹の毛虫がいました。

その毛虫は、

緑色に赤の混じった気持ちの悪い色をしていました。


やはり、棒でたたき殺してしまいました。



その次の朝、

また同じ場所に同じような毛虫が一匹いました。

今度の毛虫は、

赤色に黄色のとげのあるような

同じように気持ちの悪い色をしていました。



またその次の朝、

また同じ場所に同じような毛虫がいました。


さすがに、子供心に

怖いと感じた事と、悪かったと思い

お墓を立てて、

謝りました。


その次の日からは、

毛虫は出なくなりました。






第478回 2007年8月16日号
今日の不思議なお話のストーリーテラーは、

クライクライさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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私が以前勤めていた会社には、

地下室があります。


色々な資材が置いてあり、

地下室と言う事もあり、

気持ちが悪い場所でした。


そのうちに、

資材を取りに行く何人かが

幽霊が出ると騒ぎ出しました。


そこで、その会社の営業部長が

そのうわさを打ち消す為に

地下室に一人で下りていきました。


しばらくして営業部長が

その地下室から上がってきた時には、

その顔色は蒼白状態でした。


その後、

その地下室には、鍵が取り付けられ

資材は他の場所に移されました。






第479回 2007年8月19日号
今日の不思議なお話のストーリーテラーは、

モモタロウさんです。


では、どうぞ m(_ _)m


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私は、霊能力というものは
持ち合わせていないと思っていないと思っていました・・・。


去年の事です。

会社帰りのJRに乗り込み、ホッと一息ついていた時

急に電車が止まりました。


外の景色を見ると、

もうまもなく、私が降りる駅です。

どうも、駅手前で止まったようです。

しばらくして、

アナウンスが聞こえてきて、

内容を聞くと

人身事故があったようです。


20分くらい電車の中で待たされていると

ガタッと音がして

アナウンスと同時に電車が動き出しました。


駅のプラットホームに降り立って

何の気なしに、向かいのホームを見ました。


その見た時に、

一人の女性がプラットホームから飛び降りました。


エッ!と思って視線がはずせないうちに、

その女性が、血だらけになって

こちらに向かってきました。


私は、しばらくそれを凝視していたようです。


その時に、

私に誰かがあたって、

私は目をそらす事が出来ました。


もう一度、

見ていた方向を見ても

何も見えませんでした。


あとで、聞くところによると、

女性が投身自殺をしたとの事でした。





第480回 2007年8月25日号
今日のストーリーテラーは、エスプレッソさんです。

では、どうぞ m(_ _)m


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田舎に行ったときの事です。

田舎の家には、

大きな木が一本あって、

小さい時には、よくそれに登って遊んでいました。


縁側に座って、

その木をボ〜と見ていると

奥の仏間のほうから、

ふわ〜とお線香の香りがしてきました。


たぶん、おばあちゃんが

お線香を立てて拝んでいるのだろうと思いましたが、

いつまで経っても

鐘の音が聞こえてきませんでした。


そのうちに、

奥の部屋から子供の声が聞こえてきて、

私の側をすり抜けて

私が見ていた大きな木に登り始めました。


そして、どれくらい時間が経ったのか

よく解らないのですが、

その子供は、木に上りきった所で

消えてしまいました。


田舎の家には、

子供はいませんし、

また、誰も仏間に行って

お線香を立てていませんでした。


ただ、その不思議な事が起こった時には、

怖くも無く、

却って懐かしい感じがしました。