第521回 2008年5月29日号
今日のストーリーテラーは、

ココナッツさんです m(_ _)m

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昔の話です。

私が、親から独り立ちしようと

お友達についてきてもらって

不動産屋さんの物件を3件見ました。


一つ目は、西向きの部屋で

始めから却下。


二つ目は、考えていたより狭いので、却下。


三つ目の物件は、ベランダの向きが東南で

部屋もそこそこ広かったので、気に入りました。

友達の方に顔を向けると

友達が、この部屋を早く出ようとしていました。

私は、どうしたのかなと思いましたが、

その部屋をしばらく見た後、

不動産屋さんに

後で連絡する旨を言って別れました。


友達と、

二人でお茶にした時に

友達が、「気がつかなかった?」と言いました。

私は、何のことかさっぱり分からず、

「何のこと」と聞き直しました。

すると、友達は、

あの部屋に入ると

異臭がして、

足元がグラグラした事を話してくれました。

気分が悪くなって、

あの部屋にいたくないと思い、

早く部屋を出たとの事でした。

不動産屋さんに

それとなく、あの部屋の事を聞いたのですが

別に何もなかったようです。

しかし、友達の言う事に、

気持ちが悪くなったので

あの部屋を借りる事は止めました。

あの部屋には、何かあったのでしょうか・・・?


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部屋を借りる時は、

良い年回りにしましょう。

良い年回りのときは、

問題のある部屋には、

あたりにくいようです (*^_^*)
第522回 2008年6月2日号
今日のお話は、『ひとのこころをつかむ』という

お話をさせていただきたいと思います。

人付き合いをうまく成功させるには、

まず、相手の話にどのように耳を傾けるかが重要な鍵です。

とはいっても、相手の話にただ耳を傾けるだけでは、不十分です。

「耳」で聞くというだけでなく、「目」「肩」「顔」「手」で

聞こうとする努力をしないと、相手に伝わらないのです。

つまり、相手が何を求めているのか、

何を期待しているのかを読み取りながら

話しに耳を傾けなければいけません。

営業マンの多くの人は、接客の際に自分から一方的に話す事は

上手ですが、客である相手の話を上手く聞くという事が

なかなか出来ないようです。

それでは、客が必要としないものを

一方的に売り込んでは断られるという事になります。

相手の話に耳を傾け、

その話しの中にある相手の心をどれだけ理解しているかが

ポイントになります。

優秀な営業マンは、話の聞き方を知っていて、

こちらの話しをいかに上手く聞かせるかという工夫をしています。

『人の心をつかむ』という事は、

人の話しを聞いて、その上で聞かせ方の技術でもあります。

自分の気持ちだけで相手を判断したり、

相手と自分の双方が置かれている立場や状況を理解しながら、

良い人間関係を作っていきましょう。
第523回 2008年6月13日号
今日のお客様は、山田さん(仮名)です。

山田さんは、

リストラに遭うのではないかと心配されています。


山田さんの会社は、

現在業績が悪く、

会社内でリストラが近々ある

との噂が囁かれていました。


山田さんは、専業主婦をされている奥さんと

現在大学受験を控えているお子さんと3人暮らしです。

奥さんに、現在の会社の状況と山田さん自身

リストラの可能性が有ると言うことを、

打ち明ける事ができず

秋吉のお店に来られました。


占ってみました。

現在、山田さんはリストラに遭うという卦は出ていません。

ただし、減俸は有るかも分かりませんがと

お答えしました。

もし、山田さんがリストラに遭うとしたら、

3年後が気に掛かります。

今回の会社の状況も事も含めて

一度家族会議でも行ったら如何ですかとお話しました。


一週間後、

山田さんは再来店されて、

現在の会社の状況をご家族にお話したとの事でした。

奥さんは、会社の状況を薄々は知っておられたようで

ある程度の覚悟をしておられたようです。

もし万が一の時には奥様もパートに出て

家計を支えるとの事でした

山田さんは、もっと前に、

奥さんに相談すれば良かったと

報告してくださいました。


山田さん、次回の運の低迷期は3年後です。


気にかかることができたら、

奥さんに相談してくださいね

奥さんは、専業主婦であっても、

とても頼れる奥様です(笑)


ありがとうございました m(_ _)m
第524回 2008年6月16日号
今日のお客様は、野々村さん(仮名)です。

野々村さんは、

手相に興味を持たれていて、

ご自分の運命線が、途中でずれている事を気にされていました。


野々村さんは、現在専門店に努められています。、

そして、ご自分の夢に向かって貯蓄をされているとの事です。、

その夢とは、3年後にご自身の店を持つ事だそうです。

手相を見てみますと、

運命線がずれているところが

ちょうど、3年目です。

そして、四柱推命で占ってみますと、

3年後くらいから

運勢の低迷期に入っています。


3年後に自分の店を持たれて

独立する事に問題は有りません。

独立をしてから、

いかにその店を続けて行くかが問題です。

今の手相ですと、

問題が起こった場合は

あっさり、諦めてしまいそうです。

運勢が、低迷期の時に頑張れば

それは、開運のチャンスです。

持ち堪えてください。

また、反対に、儲かって仕方がないという

逆転運もあります。

そういう逆転運が来た時こそ、

気持ちを引き締めて、進んでください。


ありがとうございました m(_ _)m
第525回 2008年6月19日号
今日のストーリーテラーはきのさんです。

では、どうぞ m(_ _)m

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「だいすけ」

1年前に保健所から連れて帰り、

可愛がって育てていた雄の猫だいすけが

4月18日に事故死しました。

他の猫たちと遊びに出ていたのですが、

一晩中遊んでいる時もあるので、

朝事故死した死体を発見するまで気が付きませんでした。

家の前の道で、

玄関から100メートル未満のところの道の中央で倒れていたのです。

主人は19日の朝だと言ったのですが、

私は「だいすけ」が車にはねられたのは、

金曜日の(18日)の夜だと確信しました。

前の夜、アトリエをお掃除していたら、

少し開いていたドアの外を、
「だいすけ」らしい猫が通ったのです。

でも影が薄く、はっきりした物体感が無かったのです。

案の定、覗いて確かめてみても、どこにも猫がいません。

「変だなあ??」と思いましたが、その晩は寝てしまいました。

私はあの時間に逝ってしまったのだなと思いました。

土曜日の夜、白い箱に「だいすけ」を入れ、

会社の帰りに買ってきた菊の花に、

庭に咲いていた水仙や、

さくら色の花を摘んで箱いっぱいに埋め、

線香に灯明でお通夜をしました。

翌日、会社へ行かなければならなかったので、

私は仕事だったので、

母と主人で「だいすけ」を火葬場に連れて行ったのです。

その日は日曜日だったので、

受付してもらい「だいすけ」を置いて帰宅したということでした。

でも、その日のお昼休みに社員食堂で、

友人と食事をしながら「だいすけ」の話をしていたら、

誰かが私の袖をひっぱりました。

振り向きましたが誰もいません。

そしてすぐに今度は

ウエストポーチとスカートの辺が不自然に動き、

直そうと手を添えると、ふさふさとした感覚があり、

ネコの足の感覚がはっきり手の中に残りました。

「だいすけ」が焼かれる前に会いに来たのだなあ・・

私はすぐそう思いました

ほかの猫の誰よりも頭が良くて、

ドアはどこでも開けてしまうし、

2本足で立ってキスをする猫だったのです。

母にも「だいすけチュー」というと、飛びついてキスします。

亡くなる2、3日前は少し変で、

すぐ床から私の胸に飛びつきました。

下におろしても、おろしてもすぐ飛びつき、甘え方も変でした。

「だいすけ」がたぶん、永久に行ってしまう前に

私に会いに来たのだろうと思います。
第526回 2008年6月22日号
今日のストーリーテラーはきのさんです。

「だいすけ」2

では、どうぞ m(_ _)m

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猫のだいすけが交通事故死して、

「49日もやってあげて終りにしよう」

と家族で話していました。

私が数えて

「49日」は

6月6日だと思っていました。

その前日の5日の朝、

外で何かの鳥が

「だいすけ・だいすけ・だいすけ」

と大きな声で鳴き続けているので目が覚めました。

10分位、はっきり

「だいすけ・だいすけ」

と鳴いているのです。

慌てて1階へ降りて

「鳥がだいすけって鳴いている!!」

というと、母が

「雛の時に聞いた言葉を巣立ちの時に鳴く鳥がいるみたい」

と言います。

でも、はっきりと大きな声でしたので、

後で考えて「カラスかな・・」とも思いました。


翌日の6日に灯明とお線香で

「だいすけ」の49日をしました。

ところが、それから後で、

49日を間違えて計算していたことに気が付きました。

「本当の49日の朝にだいすけって、何かの鳥が鳴いたんだ!!」

それに気がついてショックで涙があふれました。

そして5日たった今日(10日)の夕方、

まだ帰宅途中だった私に主人が

「家に帰ったら猫がくわえて来たのか大きな鳥が死んでいる!」

とメールしてきました。

家に帰るとカラスの(たぶん子供)死体が

私の机のそばに転がっていて、

首だけ噛み切られていました。

3匹の猫の誰かがやったのだと思いましたが、

不思議なのは、

そばの窓から出入りしている猫たちのために

開いているガラス窓の隙間は幅が10センチ。

大きく開けてもいません。

出口はここだけ。

「この大きな生きた鳥を口にくわえて入って来たとは思えない??」

と主人も言うとおり、

もしかしたらカラスが自分で入って来たのかも知れません。

私はなぜか、このカラスが

「だいすけ・だいすけ・だいすけ」

と鳴き続けた鳥だったような気がしました。

紙に包んでごみで捨てようと思いましたが、

それが出来ませんでした。

箱に入れて花を入れ、

火葬場に行く用意をしてあげました。

何もかも偶然だったのでしょうか??

不思議で悲しい出来事でした。
第527回 2008年6月26日号
今日のストーリーテラーは、ホタルさんです。

では、どうぞ m(_ _)m

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私の母がある人の夢を見ると、

必ず、その人から電話が掛かってくるか、訊ねてきます。


その日の朝、

私の母は用事が有り、出かけなければいけませんでした。

私に、

「今朝方、○○さんの夢を見たから

電話が掛かってくるか、訊ねてくるから

もし、私が帰ってきていなかったら、よろしくね」

と家を出ました。

その日は、母が帰ってきた時に、

○○さんは、訊ねてきました。

ある日、

母は、夢を見て

長い間あった事のない

親戚のおじいさんの夢を見たそうです。


そのおじいさんは、

じっと黙っていて、

一言も話さなかったそうです。


その夢の中で、

お葬式の場面に変わったそうです。

夢を見た日の朝、

親戚のおじいさんが、亡くなったと

電話がありました。
第528回 2008年6月29日号
今日のストーリーテラーは、トリニティさんです。

では、どうぞ m(_ _)m

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私が盲腸で入院していた時の話です。

私がベッドで寝ていると、

いつも私を可愛がってくれている伯母さんが

夜中にお見舞いに来ました。

不思議な事に、その時間に来られても

なんの不思議さも感じませんでした。

ベッドの横の椅子に伯母さんは、腰掛けて、

じーと私の顔を見ているだけです。

私は、ベッドから起き上がって

伯母に話しかけました。

しばらくして、

伯母は、帰るそぶりを見せたので、

私は、ベッドから降りてスリッパを履いて

ドアを開けて先導しました。

そして、廊下に出て、

伯母をエレベーターのところまで見送りました。

部屋に帰ると、

私の隣の入院患者の女性が

「ちょっと、あなたおかしな事をしていたけれど、
なにしていたの?」

と聞かれました。

私は、「伯母さんがお見舞いに来てくれたので
エレベーターまで送っていった」

と答えると、

「えっ? 誰も入ってきてないよ、夢遊病かと思った
それに、この夜中に見舞い客がくるわけないわよ」

と言われて、時計を見ると、
夜中の2時でした。

その途端、寒気がして、
一睡も出来ませんでした。

翌日、母が来て、

伯母さんが亡くなった事を聞きました。
第529回 2008年7月5日号
今日のストーリーテラーは、ぱふぱふさんです。

では、どうぞ m(_ _)m

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私の友人から聞いたお話です。

その友人の夫は、その昔、

手広く商売をしていて

バブルの全盛期の時には、

飛ぶ鳥を落とす勢いがあったそうです。

そういえば、友人は、シャネルで固めていました。

友人の夫は、このまま上手く行くものだと思っていたそうです。

そんなある時、

友人は、夢を見たそうです。

道を歩いていると、

黄金の家が見えたそうです。

手を伸ばせば、

届くほどに近くに感じられたそうです。

「触ってみよう」

と友人は夢の中で思って

歩いていったそうです。

しかし、歩けば歩くほど

その黄金の家は、遠くになったそうです。

そのうち、階段があって、

自分では、階段を上がっていると思っているのに、

階段を上がっているはずが、

階段を下って歩いている自分に気がついたそうです。

「触れない!」

と思ったときに目が覚めて、その夢のリアルさに

びっくりしたそうです。

夢は、正夢となって、

結局、バブルが崩壊して、

友人の夫の会社は倒産したそうです。
第530回 2008年7月9日号
今日のストーリーテラーは、「恐怖を見た」さんです。

では、どうぞ m(_ _)m

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私が去年までいた会社で起こった話です。

その会社は、東京本社を始め、
全国に20の支社をもつ会社でした。

しかし、この不況の為、ここ数年の業績は横ばいで
当然、社内でもリストラが横行しました。

その中で、どうしても納得できないリストラがありました。

K君の事です。

K君は、私より2年後輩にあたる営業部員でした。

K君は、営業成績も私と肩を並べるくらい頑張っていました。

そして、総務部所属のミス本社と言われるTさんと恋愛を始めました。

Tさんは、美人すぎて、絶対彼氏がいると思って
誰も手を出さなかったという、いわく付きの女の子でした。

そんな時、K君に突然、九州の支社に転勤命令が命じられました。

K君にその転勤命令を言い渡したのは、
Sという40過ぎの男性管理職でした。

そのSという管理職の差し金で、K君は飛ばされたようでした。

1ヵ月後、九州で、最悪の悲劇が起こりました。

K君の車にトラックがぶつかり、K君は、即死しました。

不本意な転勤がなければ、
Tさんと幸せになっていたかもしれないと思うと
なんともいえない気持ちでした。

K君が死んでから、しばらくして
Sの様子がおかしくなりました。

みんなのいる前で、
Sは、真っ青になり、
以前、K君の使っていたデスクを指差して、

「誰か、その机を片付けろ、演技でもない!」と
わめきだしました。

私達営業マンは呆れ果てました。

「片付ろって、今そこは、H君がつかっていますよ」
口ごたえをした社員を凄い顔でにらみつけ、
Sは、部屋を出て行きました。

それからも、SにはK君が見えるようです。

どちらにしても、私は、
この会社に未来が見えなくなったので
転職しました。

その後、Sがどうなったのかはしりません。