第701回  2011年1月9日発行
■ えべっさん ■

関西では、「十日戎」とも言って

主に商家などが商売繁盛を祝って

福徳の神である恵比寿様を祭る法会です。

「商売繁盛、笹もってこい」と掛け声高らかを味わいに

私は例年、西宮戎(えびす)恵比寿神社に行きます。

これを持って、正月気分を楽しみます。

ちなみに、関東では、

旧暦10月20日に祝うそうです。

旧暦10月は、神無月といって、日本中の神様が

出雲大社に出かけていて、

留守を守る為に恵比寿様が居残るので、

それを気の毒に思って

恵比寿様をお慰めする特別なお祭りということから

始まったともされています。

関西におられる方、

えべっさんで、気分を高らかに出かけてみてはいかがでしょう。



第702回  2011年1月11日発行
■ 鏡開き ■


今日は、「鏡開き」です。

正月にお供えした鏡餅を下げて食べる祝いの儀式です。

昔は、正月の二十日に行われていましたが、

徳川三代将軍家光が他界したのが

二十日であったために十一日に変更されたのが現在に

至っているといわれています。

鏡餅は、刃物で切らずに

手や槌で割ったり砕いたりして食べるのがしきたりで、

切ると言わず、「開く」と言い

めでたい言葉と一緒にいただきます。

私は、今日は食べられないので、

鏡餅を下げて明日いただこうと思っています。

たぶん、明日の新年会に

お雑煮として・・・ぜんざいかな?



第703回  2011年1月14日発行
■ イーチャンタロット ■


イーチャンタロット、または、易占タロットと言います。

易占術とタロットカードを融合させたものです。

次回から、このイーチャンタロットのお話を

少しずつ始めたいと思います。

カードの写真は、ヤフーブログ「不思議な出来事」に

添付していきますので御覧ください。

さて私が、占いを仕事として始めたころ、

このイーチャンタロットをしていました。

その時に、出たカードは

実に的を得ていて、そのお客様にお名前も聞かないうちに

三角関係ですか?

と聞いてしまいました〜〜(>_<)

恋愛の状況であるとか、仕事の状況であるとか、

状況、進行具合が的確に出るようです。



第704回  2011年1月19日発行
■ 夜に通ってはいけない場所 ■

今日のお話は、私が遭遇した事件です。

その話は、私の誕生日の前日、13日から始まります。

その日、よせばいいのに、

誕生日前日になりますが、

誕生日をしてくれた友人達と

危ない気を発する場所を夜に通りました。

その場所は、勘の鋭い人が通ると、

寒気が走ったり、

たくさんの人が見ている感じがするようです。

その場所を通った後、

センジュと一緒に

友人たちと駅まで行きました。

センジュは、リードをしていなかったのですが、

いつも通り、私の横を歩いていました。

私たちは歩道を歩いていたので、

気を許していたのだと思います。

私は、センジュが横にいないのに、ふと

気がつきました。

センジュは、歩道の縁石を挟んで

私の5メートル後方にいました。

そこへ、車がヘッドライトも点けないまま

交差する道に突っ込んできました。

車が突っ込んできたホンの一瞬前、

「待て」と私が命じた言葉がセンジュに通じて

センジュが止まったので、車に轢かれませんでした。

(私は、ポケットにお守りを入れていました)

本当に、ビックリしました。

そして、さらにビックリしたことに、

その車の突っ込んでいった場所は、直ぐに、行き止まりで

駐車場さえ、なかったのです。

つまり、その車は、何のために

私とセンジュの間の道に入ってきたのか、

その車を運転していた人も

呆然としていたようで、ギアをバックに入れるのも

しばらく忘れていたようです。



第705回  2011年1月20日発行
■ 夜に通ってはいけない場所 2 ■


さて、昨日のお話の続きです。

私の誕生日14日も

誕生日会をしてもらいました。

本当にありがたい事です。 感謝。

しかし、その誕生日会の次の日に

私にしては、久々の高熱が出ました。

その高熱の朦朧とした状態の中、

飛んでいた記憶が戻りました。

あの通りを歩いた後、

センジュが轢かれそうになった直前に、

白いもやのようなものが通り過ぎたように見えました。

そして、「待て」と言った瞬間、

車が飛び込んできました。

あの欠落させられていた私の記憶の中の

白いもやのようなものは、

守護霊なのでしょうか

それとも、悪霊なのでしょうか・・・・。



第706回  2011年1月20日発行
 

■ 大寒 だいかん ■


旧暦12月、丑の月の中気で、今日は大寒です。

ますます、極寒の時期で、寒さの絶頂期です。

1年で最も寒い季節で、各地で最低気温が記録されます。

しかし、沢は凍りついていますが、蕗(ふき)の花が咲き始め

春は、もうすぐやってきます。



第707回  2011年1月23日発行
■ ■ 乾為天 けんいてん ■ ■


イーチャンタロットでは、乾(けん)のカードです。

イーチャンタロットの上に易の卦の象意が描かれています。

易では、乾為天(けんいてん)で

天と天が二つ重なった全部陽の卦です。

高い、広い、大きい、強い、空っぽなどの意味があり

カードが逆位置にある場合には、逆意ではなく、

和らげて解釈します。



第708回  2011年1月25日発行
 

■ 坤為地 こんいち ■


イーチャンタロットでは、坤(こん)のカードです。

イーチャンタロットの上に易の卦の象意が描かれています。

易では、坤為地 こんいちです。

地と地が二つ重なった全部陰の卦です。

絵柄にも描かれているように、雌馬、従順、

母、厚い、柔らかいなどの意味があり

カードが逆位置にある場合には、逆意ではなく、

和らげて解釈します。



第709回  2011年1月27日発行
 

■ 水雷屯 すいらいちゅん ■


イーチャンタロットでは、屯(ちゅん)のカードです。

イーチャンタロットの上に易の卦の象意が描かれています。

易では、 水雷屯 すいらいちゅんです。

絵柄を見てもらえば、わかりやすいと思いますが、

早春に厚く積もった雪の下から若芽が必死で出ようとしてます。

しかし、その雪の重圧に遮られて立ち往生している姿です。

行き悩む、滞る、動かない、時期が悪いなどの意味があり

カードが逆位置にある場合には、逆意ではなく、

もう少し重く解釈します。



第710回  2011年1月31日発行
■ 山水蒙 さんすいもう ■


イーチャンタロットでは、蒙(もう)のカードです。

イーチャンタロットの上に易の卦の象意が描かれています。

易では、 山水蒙 さんすいもうです。

蒙とは、木を覆い尽くすつる草のことで、

朦朧としている様を言います。

絵柄を見てもらえば、わかりやすいと思いますが、

幼児が教えを請う様子です。

幼い、あいまい、くらい、先生をつける、生徒のように恭しい態度。

カードが逆位置にある場合には、逆意ではなく、

もう少し重く解釈します。